niftyはテキストサイトでいいのではと思ったりする年の瀬
ばたばたしているうちにもう今年もあと二日。
2005年終わっちゃうのかー。

毎年実感ないんですが、そうだなあ、20世紀の終わりにも実感なかったしなあ。

うちは初詣をしないという珍しい家だったので(宗教的理由ではなく、単にずぼらで)、大学に行くまで年末年始に初詣、という習慣はなかったのですが、年を改める、という意味で、どこかへ行く、何かをする、というのは印象に残っていいかもしれませんね。でないと毎年印象に残らず終わってしまうかも。

・・・寒中水泳とかはイヤですが。(あれ、絶対体に悪いよ)



えーさて、年の最後なので、ちょっと気になっていたことを書こうかと。

ココログ@ニフティーでフリー版が出たわけですが、それに伴いちょっとしたパニックが。

ココログと言えば、プロバイダー系ブログの中では最も老舗、かつ、人気があったブログサービスで、ニフティに入らなければ使えない、つまり事実上有料のようなサービスで、なかなか敷居が高い、でもその分質も高い、という、評価が高いサービスでした。

メモライズが崩壊した時に、どこに行くか決めかねていた時にココログも覗いたのですが、プロバイダーを変える決心が付かず、かといって外部から有料で使うというのも・・・と、結局やめてしまったのですが、コミュニティはかなりしっかりしていて、うらやましいなあ、と外から見ていたものです。


で、そのココログさんでフリー版が出る!というニュースが出て、ああ、ココログもとうとうフリーを出したか、と思っていたら、どうも様子がおかしい。

つまり、フリー版を出す前に長い間調子が悪い時期が続いて、かなり重かったらしいのですね。で、フリーが出た。しかも、既存の有料サービスより高機能。これでは有料ユーザーは怒りますわね。

さすがにマズイと思ったのか、古河社長、お詫びのコメントを出しましたが、そこに付いたトラックバックが100。ほとんどがココログ有料ユーザーからの怒りの声です。

社長の弁明によれば、ブログが重かったのはトラックバックスパムのせいだそうで、他のところでグラフまで出していましたが、ふーん、どうなのかなあ。

確かにニフティは海外の会社だから海外スパムに狙われやすいんですが、それはこのエキサイトも同じで、かなりの方が「毎日100個ものエロトラバが!何とかして!」と悲鳴を上げていた。にもかかわらず、アクセスについてはまったく問題なく、動作も非常に軽かったわけなので、エキサイトユーザーとしては冷ややかに見てしまうわけです。

FC2でも新機能を出す前に、必ず全サービスのサーバーが重くなったりダウンしたりしますので、やっぱり、フリー版を出すに伴って何かの不具合あったでしょ、と誰もが思うわけで。

でしかもフリーの方が高機能、というので、皆さん怒っていらっしゃる。同じ機能は有料版にも実装予定だったらしいのですが、間に合わなかったので年明け、ということにしたようで、有料ユーザーを後回しにしたわけです。

広告会社との契約の関係からフリーを先行せざるを得なかったと思うのですが、これやったらいけませんわね。有料と無料とじゃ、ユーザーの負担と思い入れは全然違うんだから、有料を先行させなければなりません。まあ、それが無理だったと言うところに、ココログスタッフの技術力や計画性などが透けて見えてしまって批判されているわけですが。


ココログと言えば安定性が高くてサービスの質がいい、というもっぱらの評判だったのが、それが一気に崩れてしまって、退会する人も多く出たわけです。


で、批判の矢面に立っているフリー版ですが、そんなに高機能なのか。ためしに登録してみましたが

したが



・・・・うーーーん。



正直に言えば、他のブログサービスと比較して、中の中の下、といったところ。

管理画面がまず使いにくい。これはデザインがわるいんですけども、やりたい時にやりたいボタンが見つからないので、操作性がむちゃくちゃ悪い。

字や画面が妙に小さいので書きづらい。

デザインは、デフォルトデザインに限りCSS変えられるんですけども、ココログで提供している画像を多用したココログデザインはまったくいじれない。しかも、デフォルトにしても、CSSいじれるんですが、CSSのタグを出さない、自分で一から書きなさい、という形。ソースを見て、どこで何を制御しているかいちいちチェックしなければならないので、これじゃよっぽど好きな人じゃないといじる気になれんでしょう。

よいところと言えば、画像のアルバムを作れるところ、あと、HTMLがわからなくても、サイドバーの項目の順番とか自由に変えられる、埋め込んであるボックスみたいなものの中をいじると自由にブログパーツが入れられる、というところでしょうか。ただこれはHTML知ってる人にはかえってまどろっこしくて複雑なので、その人の好みかも。

リファラーがあるのは便利です。ページごとのアクセスもわかりますし。ただ、生ログをとるわけではないです。

あとは、フリー版、広告が付くんですが、これが通常のgoogle広告よりフォントがでかくて目立つ。かなり改行して空行作らないと、文章の一部に見えてしまうのがうざい。同様に、ココログからのお知らせがかなり目立つので目にうるさい。

んで、まだ単純なバグとかあります。
トラックバックは、普通「記事名」from「サイト名」と出るんですが、フリーでは「記事名」トラックバック「サイト名」とちょっとおみっともない(しかも一月近く直してない)。


こんなところでしょうか。個人的には、タイトルのフォントが妙にかすれているのが非常に気になるんですが、まあこれはココログすべてに共通してるのでフリーがどうたらという話ではないので。


多分ココログさんの狙いはフリーユーザーを増やして広告収入中心にするということなんでしょうが、使ってみて、デザインの面とか、他のブログに取り残されてしまったんじゃあ、というのが正直な感想です。操作性ではエキサイトやgooの方がいいし、デザインでも、やりにくいエキサイトに輪をかけてカスタマイズしづらいし。HTMLとCSSを自由にいじれるJUGEMやFC2に比べたら、デザイン性ではもう比較にならない、というところ。

これからだんだん改善されていくんでしょうが、どうなのかな。ココログというのは、安定した運営と、質のいいテキスト、というのが一番の売りで、デザインの自由度が低い分、デザインでなくテキストに関心がある「おとな」が多いというサイトで、それで他のサイトとは一線を画していたのに、わざわざそういう壁を取り払って、デザインに歩み寄ってはみたものの、ふたを開けたら他のブログに取り残されていた、という形。


ココログには本当に質のいいテキストサイトがたくさんあるんだから、それを売りに続けていってほしい、無理に機能を増やす必要はない、と思うのですが、やっぱり経営、苦しいんでしょうか。

どうせやるなら、メモライズのマイリストみたいなものを作ってコミュニティの質を上げればいいのに、と思うのですが、それは地味だからやらないのかなあ。サイドバーにブクマしたサイトの更新情報が出る、という機能はあるんですが、相手に通知されるわけではなく、リファラーでわかる、という形なのが今ひとつ中途半端。


うちのメインはエンピツさんで、サービスが続く限り使い続けますけども、もし移動するならココログさんかな、と思っていただけに、今度の方針転換は気になります。

質のいいテキストサイトが残ってほしい、あまりユーザーにこびるようなことはしてほしくない、と思うのですが、来年はどうなるのでしょう。


(追記)
あっちゃあ。やっぱりこういう弊害でますねえ。残念だなあ。










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by summer21st | 2005-12-30 19:47
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