なにゆえにわたくしは日記を更新しないか だったりして
いろんな動きに目をとられていたら、いつのまにやらラマダーンも終わり。
イスラーム世界はイードル・フトゥール(断食明けの祭り)3日目でござります。

祭りといっても、日本のお正月と同じで、みんな家でまたーり過ごすだけなんですけどもね。だから町はゴーストタウンみたいで、観光客はすごく孤独です。

まあ、一ヶ月の我慢大会がやっとおわってやれやれ、て感じなのでしょう。パキスタンもアフガンもイラクもパレスチナもアチェもまだまだ大変ですが、とりあえず世界中、イード・ムバーラーク(イード、おめでとう)。宗教のキモのひとつは、特別な善行ではなく、こうしたなんでもない日常を重んじることにあります。



さて、日記をなぜ更新しないか、という命題をえらそうに掲げたまんま、気まぐれで別の話題に移ってしまいましたが、元ネタのこちらのブログではいつの間にやら「なにゆえにわたくしはブログを書くのか」などという哲学的命題を。

とりあえずわたくしなりに哲学的にではありませんが再開してみようかと(しかしhankakueisuuさんて文章上手いね)。



んで、なぜ更新しないかといえば、そりゃ、あなた、

毎日更新しないでもいいと思っている

からに違いなくて。

前にこちらの記事でちょいと書きましたけども、

日記はまとめて書くものである

という、やっぱり日記としては決定的に間違った考えを持っているわけで、これはもういくつになっても直らない。幼いときに生活習慣を身に着けるというのはかくも大切なことだったのだなあ、三つ子の魂100まで、と実感するわけですが、

つまりはまあこれが更新しない理由の90%くらいを占めていて、それがすべてと言っていいのです。

いいのですが、そうすると話がそこで終わってしまうので、残りの10%とは何ぞや、とアタマから搾り出してみるわけですが

そこでほぉー、と感心したのがこちらの記事
文章って料理と似たところがあるような気がしてきました。
レポートなんかはレシピ通りに手順を踏んでいけば、ある程度期待通りのものができますし、そのためのノウハウも確立されてますよね。
材料をきちんと揃えて順番さえ間違えなければ、よっぽどのことがない限り、読むに耐えないものができあがってくることはありません、読み手と書き手の思考がある程度同じルートをたどることを前提としているからかな。

ところが詩や小説の類になると『プリンと醤油で雲丹の味』的な離れ業が使われていて、わたし達みたいなには真似することすらできそうにありません。読み手に特定の感情を起こさせるために様々な材料を組み合わせてゆく作家の方の思考ってなんだか不気味だし、理詰めでは捉えきれそうにない。


そうそう、そうなんだよ、とかなり同意。

わたくし、メイン日記では時事関係、まあレポートに属するようなものを書いていて、こちらでは日常日記つか雑記を書いておりますが、個人的にどちらが難しいかといえば、圧倒的に日常日記なわけです。



時事日記というのは、料理というよりか、設計図を引いているような感覚で、カチャカチャとエレメントを数値どおり結合させていくという作業で、それこそ材料集めだけで95%くらいは完成します。難しいというより、根気仕事。数値と設計が間違っていなければ、自然に出来上がります。

小説、は・・・うーん、ほとんど読まないのでわからないですが、ジャンルによるのかも。推理小説なんていうのはあちこちに論理のトラップを張って、自分が踏んで自爆しなければ、という、一種の数学ゲームのような感じはします(個人的には妙にキャラが立って情緒的な推理小説は好きではないので、そゆのばかりが目に付くからかもしれませんが)。

歴史小説も別にプリンにしょうゆでもないような。だってもう筋書き決まっちゃってるんだし、あとは自分の解釈と心理描写と文章の肉付けだけなんで、音曲でいえばカバーバージョンのようなもので。はっきり言ってズルイw 『史記』とかを元にすれば、面白いに決まってるんだし。

他のジャンルはほとんど読まないのでよくわからないので、どなたか考察していただければと思うのですが

・・・そういえば思い出してしまった。前に、「なんとかロマンス」とか「なんとか文庫」とかいう恋愛小説文庫を友人の友人が手伝っていて、それがほんとーに見事に同じ要素で貫かれていて、ヒロインの性格やそれを取り巻く環境や、そこに登場するイケメン男性の性格やら登場の仕方やら、若干のバリエーションを加えただけですべて同じパターンだったという話。彼女いわく

「これなら、パソコンにテンプレート入れて、数値を入力すればできるようなシステムがあれば、私だって書けるわ!」

だそうで。

ほとんど工業製品ではないか、と思うのですが、しかし、こういうのに限って莫大な利益を上げてるんですねえ。いったい誰が読んでいるのだろう、といつも不思議に思うのですが(エロ小説なんてのはパターンが同じでもエロ描写がよければよいのだろうか。しかしそれではあまりに即物的ではなかろうかと云々)




ああ、脱線してきてしまった。続きはまた今度。





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by summer21st | 2005-11-05 14:29
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